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当院では、日本歯周病学会指導医、および専門医が常時在籍しております。
また、院内の勉強会をはじめ、大学での臨床研究、スタディグループに在籍して、歯周病治療に研鑽を積んでおります。
一般の歯科治療の中で行う歯周病の治療から、さらに大 きな視点で最新の歯周病治療を提供できる体制を整えております。
特に、豊島区・練馬区域を中心に、下記のような悩みをお持ちの患者さんが数多く来院されます。
・ 定期的に歯医者へ通っているのに、急に抜歯してインプラントを勧められた
・ 重度歯周病で抜歯を勧められたが、歯周病専門医にも意見を聴いてみたい
・ 再生療法という骨を再生させる治療法を受けてみたい
歯周病専門医は、「歯周病で抜歯すべきかどうか」を正確に判断するプロフェッショナルです。
一般の歯科医院では行っていない、最新の外科処置も含めて数多くの選択肢から、
患者さんにピッタリの治療法を提案致します。
もちろん、セカンドオピニオンだけの来院も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
専門的な知識と技術を身に着けた専門医が治療を担当します。
・日本歯周病学会 歯周病指導医、専門医
・東京医科歯科大学 研修医指導歯科医
・貴和会銀座歯科診療所 兼務
・JIADS歯科研修所 講師
歯周病治療について詳しく知りたい方は・・・
>> 院長の歯周病治療日記へ
患者さんが来院された背景、ご要望、ご不安など、気持ちの部分をはじめ、生活習慣など今後の治療に必要なお話を聴かせていただきます。
これまで他医院への通院で不安だったこと、不満だったこと、何でも遠慮なくお話下さい。
顎の骨を含めた全体を調べるパノラマレントゲン写真、歯周病治療時に必要な、
より細かく個々の歯、歯茎の状況を調べる14枚法といったレントゲン写真をとり、目に見えない内部の状況を調べます。
現在の状況の記録または、
患者さんへの説明ツールとして歯および歯肉の写真をおとりします。
・歯周ポケット検査…ものさし(プローブ)で歯と歯肉の間にある溝の深さを測る。
・歯肉の出血検査…ものさしの出し入れ時の出血の有無をみる。
・歯の動揺度検査…前後、左右、上下に動かした時の歯の動きの程度を測る。
・プラークインデックス( PI )…磨き残しがどれぐらいあるかを調べる。
・根分岐部検査…歯根が複数に分かれている歯の別れ始めの部分に病気が進行しているかを調べる。
これらの検査を行って、1本1本の歯の状態を調べ、下のようなチャート(プロービングチャート)を作成します。
各四角の中に入っている数字が、歯周ポケットの深さです。縦2マス×横3マスが1つの歯の周囲6点に対応しています。
四角が赤く塗られている所は、プロービングによって出血が認められたところです。
実施した検査結果から総合的に考え、診断を行います。現在の状態、考えられる原因、治療の方向性のお話まで詳しくお伝えしてその後の治療プランを選択して頂きます。
院長が直接お話致しますので、分からないことがあれば遠慮なさらず、納得するまでご質問下さい。
歯石除去を行って、口腔衛生環境を改善していくとともに、歯磨き指導も並行してご自身でしっかりとプラークコントロールできる技術を身につけていただきます。
上記、基本治療の結果、どの程度症状が改善されたかチェックのうえ、必要に応じて更なる治療を行っていきます。
患者さんと相談のうえ、
・歯周外科(歯茎を切開して、歯石を徹底除去する処置)
・歯周補綴(歯と歯を連結することで、歯の動揺をおさえ、悪化を食い止める処置)
・再生療法(歯を支える歯槽骨を再生させる処置)
などを、単独的・複合的に行っていきます。
残念ながら抜歯となってしまった歯については、インプラント治療などの処置を組み合わせて総合的に治療を進めて行きます。
治療前 | 治療後 |
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前歯の動きが大きく、他院で抜歯といわれて驚いて大学病院にいった。
大学病院だと治療に時間がかかるといわれて、当院を紹介された。
治療前 | 治療後 |
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2〜3年前に顎関節症で、右の下顎付近の疼痛と開口障害があったが、現在は緩解。
左下抜歯は10年ほど前義歯を入れたが、すぐにはずしてしまう。
治療前 |
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治療後 |
年1回定期的に検診とクリーニングを受けていたが、1週間前より噛んだときに痛みが出てきたため、当院に来院されました。
治療前 |
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治療後 |
2008年春頃に他院にて虫歯が原因で左上奥歯の抜歯を行ったが、その後、治療に不安を覚えて当院へ来院されました。
治療前 |
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治療後 |
昨年(2013年)から15の動揺に気づいていたが痛みは無かったため、歯間ブラシやフロスも使用して様子をみていた。しかし、2014年に入ってから動揺が増加し、歯が抜けそうになったため本院を受診した。
治療前 |
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治療後 |
会社の歯科検診にて齲蝕と歯周病を指摘され、2012年東京医科歯科大学病院歯周病を受診し、同外来より当院を紹介され来院した。
治療前 |
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治療後 |
休診下顎前歯部は上顎口蓋側歯肉部にかみこんでいる。
左右ともに上顎臼歯部、および右下大臼歯部からは自然排膿が認められ、歯肉を刺す様な痛みを訴えていた。
そのため、清掃もままならずプラークコントロールも不良な状態であった。
治療前 |
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治療後 |
10代の頃、歯科医院を受診したときに非常に恐怖感を覚えたとのこと。
30代に入ってから虫歯の治療で歯科医院に 1年ほど通院。
以後 5年に一度くらいに修復物の脱離の時に通院したとのことだが歯周治療は行わなかった。
40代後半で歯肉が主張するときもあったが、しばらくすると軽快するためそのままにしていたが、
噛み合わせたときに、右上に違和感があり次第に噛めなくなってきたことを不安に思って
主人が通院していた東京医科歯科大歯周病外来を受診した。
治療前 |
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治療後 |
近医で10年ほど前に上顎の補綴物を装着、その際に左下7を抜歯した。
5年ほど前から歯肉の腫脹や出血を自覚するも放置。
近医では、継続した治療はせずに急発時のみ投薬処置をうけていたとのこと。
治療前 |
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治療後 |
20代の頃から歯肉出血の自覚があった。30代に入ると歯の動揺を自覚したが、子育てに忙しく
そのままにしておいた。1年前、歯肉溝からの出血を主訴に近医に3ヶ月間通院し治療を受けたが、
一向に改善しなかったため通院をあきらめた。
その後歯科医院には通院しなかったが、どうしても気になり歯科医院へ通院したところ、
歯周病を指摘され東京医科歯科大学歯学部付属病院歯周病外来を紹介された。
治療前 |
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治療後 |
40代までは虫歯が原因で歯科医院に通院していた。
上顎および下顎前歯部4本の補綴物は2005年に装着した。
数年に一度、近医を受信して歯のチェックをしてはいたかが、
1年ほど前より歯肉からブラッシング時に出血を自覚した。
その際には近医では消毒処置を受け、ハミガキの徹底を指導されたがテクニックは教わらなかった。
引越しに伴い当院へ来院した。
治療前 |
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治療後 |
5年ほど前から上顎口蓋部舌側のピリピリ感を自覚し大学病院口腔外科を受診している。
当院初診時には、3ヶ月に一度の経過観察をしていたが治療終了後に受診したとき、
シェーグレン症候群の診断が下された。
投薬処置はなく、顎下部舌下腺付近のマッサージを指導されている。
治療前 |
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治療後 |
40代までは虫歯の治療で数年に一度の頻度で歯科医院で治療をしていた。
上顎前歯部の歯冠修復処置は10年ほど前に齲蝕が原因で行った。
同時期に下顎前歯部も抜歯を受け(齲蝕が原因とのこと)ブリッジによる歯冠修復処置を行った。
その他臼歯部もほぼ同時期に修復処置を行った。
その際に、特に歯周病との指摘は受けずに歯科医院の通院を終了した。
歯ぎしりやくいしばりに関しては本人の自覚はない。
2008年頃から噛み合わせに違和感を覚え、歯磨きを行った際に血がにじむことがあったため、
別の近医へ通院したところ、歯周病と指摘され歯肉縁上の歯石を除去した。
その後、年2回の通院をしていた。
2011年頃に右下7が急発し、投薬処置を受け、以後上顎前歯部も歯肉腫脹を起こしたことから、不安になりセカンドオピニオンを含めて東京医科歯科大学歯周病外来を受診し、同外来より本院を紹介されて来院した。
治療前 |
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治療後 |
昔から齲蝕が多く頻繁に歯科通院をしていた。2010年頃に左下6根破折のために抜歯を行い、
部分床義歯を作製したが義歯を使用しなくても食事に支障はなかったため、全く使用していなかった。
義歯はなくしてしまったとのこと。2012年に17‐15Br脱離のため近医を受診し、
歯周病のため右上5抜歯を行い、上顎の部分床義歯を作製した。
治療前 |
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治療後 |
学生の時に齲蝕治療を受けたことがあるが、その後は特に口腔内に問題を感じなかったため、
20年以上歯科医院の受診はしていなかった。
5年程前に会社の歯科検診で歯周病を指摘されるも仕事が忙しい事と痛みがなかった為にそのままにしていた。
再生療法における術後のリスクは、移植した自家骨または、人工骨が歯肉の縫合の裂開により感染することがあります。
歯周外科治療後は、一時的に腫れや痛みの症状が出ることがあります。
治療前 |
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治療後 |
度重なる修復補綴物の脱落のほか、全顎的な歯周組織の腫脹、出血のため歯周病の治療を希望し来院。
再生療法における術後のリスクは、移植した自家骨または、人工骨が歯肉の縫合の裂開により感染することがあります。
歯周外科治療後は、一時的に腫れや痛みの症状が出ることがあります。
A. 歯の表面に付着した細菌が引き起こす炎症ですから、
歯の周りの病気「歯周病」と呼ばれています。
歯周病を主訴として来院された場合は専門医による指導、治療をおこないます。
12〜14枚法によるレントゲン審査、口腔内写真による審査・説明のもと、
最先端医療としての骨再生療法をおこなうことが出来ます。