年齢 | 70代 | 性別 | 女性 |
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全身状態 | 高血圧・糖尿病 |
5年ほど前から上顎口蓋部舌側のピリピリ感を自覚し大学病院口腔外科を受診している。
当院初診時には、3ヶ月に一度の経過観察をしていたが治療終了後に受診したとき、
シェーグレン症候群の診断が下された。
投薬処置はなく、顎下部舌下腺付近のマッサージを指導されている。
・シェーグレン症候群で唾液分泌が少ない患者で、歯周病治療を行ってより安定させた。
歯周外科手術
① 部位:24-27 歯冠長延長を含む歯槽骨整形を伴った歯肉弁根尖側移動術
② 部位:44 歯冠長延長を含む歯槽骨整形を伴ったフラップ手術
プラークコントロール不良
適合不良補綴物
ブラッシング指導
スケーリング
ルートプレーニング
主治医に糖尿病の現状とCa拮抗薬の投薬変更が可能か相談
暫間被覆冠の装着
暫間義歯の作製
歯槽骨整形と歯冠長延長を含む歯肉弁根尖側移動術
歯周外科治療後は、一時的に腫れや痛みの症状が出ることがあります。