歯並びの治療は、見た目の回復のみならず、かみ合わせる機能、その他からだのバランスなどの改善も図ることができます。
その治療は、これからしっかりと噛み合わせてゆくであろう若い方だけではなく、比較的年齢を積まれた方で、一度失った機能を回復させるため、歯並びを整えなおすこともできます。
矯正治療については、専門医が担当して行いますし、その間の歯茎、
そして骨格の状態については歯周病専門医と連携して治療してゆきます。
診療日は、日曜日と平日の夜ですが、相談についてはいつでもできますのでお気軽にお問い合わせください。
東京医科歯科大学卒業 矯正専門医
出っ歯や受け口(反対咬合)といった悪い噛み合わせや、
叢生といった凹凸のある悪い歯並びを審美的にきれいにするだけでなく、
機能的に回復する治療を矯正治療(歯列矯正)といいます。
特に機能的な問題(かみ砕く能率、あごの運動)の 改善や歯周組織を含めた歯の健康の向上に関わっています。
悪い歯並びやかみ合わせのままですと、咀嚼力が落ち、食べ物を十分に噛み砕くことが出来ません。
咀嚼の際に各々の歯が 十分に機能していないために、
歯ぐきや歯そう骨といった歯のまわりの組織がしっかりしたものになりません。
また、歯ブラシが良く届かないことによって、虫歯や歯周病になりやすかったりします。
口の中の健康は単に、虫歯を防ぐことや、虫歯を治すことだけで得られるものではありません。
よい歯並びとかみ合わせが加わってこそはじめて口の中の健康が得られ、長持ちします。
矯正治療は、自分の歯を矯正装置の力でゆっくりあごの骨の中で動かして並べ治す治療です。
治療期間は、お口の中の状況によって異なりますが、治療までに1〜2年ほど、その後後戻りがないように、
矯正装置をはずしたあとも保定期間といって安定さ せる治療が必要となります。
また、矯正治療を行うことができる時期は、子供や若者に限らず、大人でも可能です。
仕事の都合などで矯正装置の装着にためらいを持っている方は歯の裏側に装着する目立たない治療も選ぶことが出来ます。
当院では、矯正治療に関しては、大学病院に勤務する矯正専門医が担当しております。
ご相談は、直接担当医に聞いていただくことになりますので、お気軽に受付までお問い合わせください。
顎に歯が並びきることができず、歯が歯列から飛び出してしまったり、重なり合っている状態のことです。
八重歯などもその症状の一つです。
歯ブラシが届きにくいため、歯周病や虫歯などの原因になることも多いので早期に改善する必要があります。
治療法としては、歯列を広げたり、
必要であれば抜歯をして歯が並ぶことが出来るだけのスペースを確保した上で矯正を行います。
上顎が下顎よりも前方に出ている状態のことで、出っ歯とも言われます。
唇が閉じにくいため歯肉が乾燥するので、歯周病の原因になることがあります。
治療法としては、一般的に上顎の奥歯を抜いて前歯を後ろに移動するスペースを確保します。
下顎が上顎よりも前方に出ている状態のことで、受け口とも言われます。
前歯でうまく食べ物を噛むことができず、消化不良の原因となります。
治療法としては、下顎の奥歯を抜歯したり、矯正で歯の角度を戻したりします。
前歯が噛み合わない状態の状態のことを開咬(かいこう)といいます。
奥歯は噛んでいても、前歯付近は噛みあわず隙間が空いている状態です。
前歯で食べ物を噛み切ることができなかったり、奥歯に過剰な負担がかかったり、
話すときにも息がもれて正しく発音しにくいことがあります。
開咬を治療するためには一般的に矯正を行いますが、抜歯をしなければならない場合もあります。
A.
1)歯並びが悪いことによる障害
・虫歯になりやすい
・歯周病になりやすい
・発音に影響を及ばす
・ 食事の効率が悪い
2)成長期に悪い歯並びのまま放置しておくと、額の成長が悪い方向に進み、
発育不足を起こすことがあります。
A.
1)虫歯、歯周炎、歯肉炎になりやすい為毎日丁寧にブラッシングを行いましょう。
2)歯根の吸収
歯を動かす力が強すぎると、歯の根が短くなる歯根吸収が起こるリスクが高くなります。
3)治療期間の延長されるケースがあります。
その原因として虫歯、歯周炎の発生が考えられます。又、患者さんの協力不足も原因と考えられます。