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歯周病予防

お口の中の写真を撮影します

先日、定期的なメインテナンスに入って3年が経過した患者さんが来院されました。

定期的にチェックをして、歯周病、むし歯の進行はないことを確認しましたが、

3年前の写真と見比べてみると、ごくわずかに、歯と歯の間の間隔が広がっていました。

以前矯正治療をした既往があるので、再度矯正担当医と相談することになりました。

 

大事なのがかみ合わせの変化、歯の位置、歯ぐきの位置の変化です。

これは、定期的な画一的なチェックではわからないことが多いです。

 

わずかな変化が積み重なって病変として起こる場合、そのわずかな変化を

見逃さないためには、お口の中の記録が大事です。

 

当院では、お口の中の変化の記録として、口腔内写真の撮影をさせていただく場合がございます。

現在は、2TBのハードディスクの6割ほどのデータ量となりました。

この写真データは当院の貴重な財産です。

バックアップが不可欠ですので、HDDの同一コピーを

RAIDのシステムを用いて常に作成しています。

 

日付:  カテゴリ:歯周病予防, 歯周病治療

 

 

タバコを吸っていても大丈夫??

歯周病の患者さんの中には、タバコを吸う方もたくさんいらっしゃいます。

タバコが歯周病のリスク(増悪因子)となることは良く知られていますが、タバコを吸っているから、治療をしても無駄ではないかというのは間違えています。

タバコを吸っていることにより治療の効果が出にくいことは文献でも言われている通りですが、治療の効果はまったくないわけではありません。

なかなかタバコをやめられない方も、歯種病の検査をして、少しでも歯を残す努力をされることをお勧めします。

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インプラントも抜け落ちる!!

歯周病で歯が抜けたため、他院でインプラント処置を受けた患者さんです。

歯周病とインプラントのメインテナンスを行わなかったことから、インプラントも自然に抜けてきました。

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写真のとおり、インプラントの周りに歯石がたくさんついています。

おそらく、歯石表面に細菌が取り付いて、周囲の炎症を引き起こしたと思われます。

インプラントを入れた場合は、ドクターと患者さんが正しい情報のもとに、しっかりとした管理が必要なのです。

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セカンドオピニオンについて

他の診療所や大学病院で治療を受けていた患者さんで、その治療の妥当性を求めて来院される場合がよくあります。

当院では最近、歯周病で困っていらっしゃる患者さんが増えています。
これまでの治療の不安などについて、いろいろとお伺いしてみると、先生にまかせて治療だけしっかりやっていれば大丈夫という患者さんの考えが見えてくることが多いです。

これまで治療はしっかりとしてきたのに、あるひ突然「歯を抜く必要がある」「歯周病が進行している」といったことを聞いて驚いて来院された患者さん、治療をしてもしても治らない・・・・それは、先生だけの問題であるとは限りません。
患者さんも、ご自身の歯がどのようになっているか、そしてどのように悪くなり、今後どのように治療、そしてメインテナンスをしてゆけばよいかをしっかりとわかって頂けることが重要です。

ですので、セカンドオピニオンを求めていらっしゃった患者さんに対しては、まずはご自身の状態を写真やX線写真を使ってしっかりと理解していただくことを目標にしています。

その上で治療をするか、あるいは経過を見るか、これまでの医院で継続して治療をするかを考えていただいております。

セカンドオピニオンの場合、これまで治療をして来た医院の先生には、当院で相談を受けていることを基本的にお伝えしていないので、安心して相談してください。

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小児歯科専門医と歯科矯正専門医、歯周病専門医

小学校の歯科検診で、「歯ならびとかみ合わせ」の問題を指摘されて来院されました。
前歯が入り組んだ形をしています。
この時期は「混合歯列期」といい、大人の歯と子供の歯が一緒にお口の中にある時期です。
今後、成長とともに子供の歯が大人の歯に置き換わってくるでしょう。

そこで、予想としては今後さらに歯の入り組んだ状態(叢生といいます)の歯ならびになるということです。
そうすると、歯磨きもむずかしくなり、さらには虫歯や歯周病になりやすいお口の中になります。
私どもとしては、当然歯並びは整っていたほうが歯磨きもしやすいし、見た目もきれいな状態を維持できると思います。

そこで、
歯列矯正の専門医の先生の立場で、将来大人の歯が出てから矯正治療をする場合どのような手段が必要か?抜歯が必要か?期間はどのくらいか?を聞きました。

次いで、小児歯科の専門医の先生に、今、歯並びを改善するためにできることを聞きました。

そして聞いたことをすべて患者さんとご両親にお伝えしました。

むし歯や歯周病などの一般治療とは違って、専門医による連携をとることでより正確なクオリティの高い治療が可能となります。
患者さんからすると、一般の歯科と専門の歯科の違いについて、非常にわかりづらいですが、しっかりと治すこと、将来にわたって安心していただけることを目指すならば、絶対に必要な連携です。

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歯周病学会専門医

元明海大学の教授で私の親戚でもある、宮田隆先生が主宰をしているPSTP勉強です。
本日は隆先生の講義で、歯周病と喫煙についてでした
喫煙をすると当然のことながら歯周病のリスクは高くなります。
タバコのなかには、有害物質が100種類以上存在し、代表的なものがニコチン、一酸化炭素です。
詳しい内容は、歯周病学会のホームページに記載されているので、ぜひとも一度ご覧ください。
最後に、喫煙者の方で歯周病にかかっている場合、1日5本以下を目標に減煙することでリスクが少なくなるとの報告もあるので、がんばりましょう。

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メインテナンスで何を行うか

こんにちは

前回、メインテナンスの期間についてお話しました。

メインテナンスを行う場合に、たとえば患者さんが歯周病であったときに

・ちゃんと歯周病の治療がすんでいるか

・歯周病菌が残りにくい環境(ポケットやかぶせものがぴったりである)になっているか

・せっかく行うハミガキで、きちんと上手に磨ける知識があるか

によって変わってきます

また、歯周病をより悪化させる原因として、かみ合わせる力が強い場合マウスピースを用いて、噛む力を上手く逃してあげられるような工夫を行い、そのチェックを行ったりもします。

いずれにしろ、患者さんの治療終了後に、できたら悪くしたくない!!!

これをいつも考えながら治療とメインテナンスを行っています

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メインテナンス

当院では、治療終了後定期的なメインテナンスを勧めています。
患者さん個人個人でその間隔は異なりますが、
・虫歯のなりやすさ
・歯周病の進行のしやすさ
・ハミガキや手入れのしやすさ
・かみあわせ
・歯ぎしりやくいしばりなどの習癖
を総合的に判断して決めています。
どのようなメインテナンスを行うのかは次回お伝えしようと思っておりますが、
メインテナンスを行うことの意味についてもしっかりとお伝えしなくてはなりませんね。

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講演会のおしらせ

私が所属していた東京医科歯科大学の歯周病学分野で、11月9日の土曜日に市民公開講座を行います。

Periodontics

歯周病と全身との関連、そしてそこから見出される、生活の質の向上と長寿の秘訣などの
お話があると思います。

みなさん、お時間の許す限り、ぜひとお参加していただきたいと思います。

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糖尿病

こんにちは

みやたです。我が家にいたカブトムシの幼虫は、現在3匹成虫になりました。

庭にあるりんごの木は、たくさんの実がついていますが、雨が降るとその重さで1個、また1個と落ちてしまいます。

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先日患者さんでたくさんのむし歯を抱えて来院された方がいました。

糖尿病初診 (3)

 

話を聞かせていただくと、糖尿病がかなり重度とのことでした。

お口の中が乾くとどうしてもむし歯が進みやすいのですが、

病気そのものよりも、生活習慣が大きく影響していると思います。

伺ったら、歯磨きはしているつもりでも、さささっと行う程度らしいです。

これから本当に磨いてもらえるか、気になります。

 

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宮田歯科クリニック
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