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60代

再生療法

歯周病の治療を行うにあたって、患者さんが気にすることとして

「もうこの年だから・・・・」とおっしゃることをよく耳にします。

歯周病の治療に年齢は関係ありません。

治癒の程度に差があるとするならば、全身的な疾患や薬剤などであり、年齢で治癒が異なるという経験は余りありません。

ただ治療をするとなると通院の必要性があるので、その条件さえ満たしていればの話ですが・・・・

本日は大正生まれの女性の患者さんの歯周病の治療で、歯周組織再生療法を行いました。

今後の安定した治癒を望んでいます

日付:  カテゴリ:60代, 再生医療, 歯周病治療

 

 

講演を終えて

お蔭様で、無事勉強会での講演を終えることができました。

私が尊敬する先生の前での発表とあって、非常に緊張しました。

プレゼンテーションをまとめるということは、これまでの私の治療を省みることで、非常に勉強になりました。

やはり・・・・今だったらこうするな どうしてあの時はこれをしたのだろう?(あるいはしなかったのだろう?)

いろいろと考えさせられますが、

大学で治療していた8年前と比較して

大学では制限のあった治療が、いまだったら患者さんの同意の下で行える

当時と比較して材料学的に良くなった

大学と比較して人的な支援が得られる

大学時代と比較して、自身の治療の技術があきらかに向上した などのことが理由としてあると思いました

今後10年後には、新しい材料がでているかもしれません。

新しい治療法があるかもしれません。

常にアンテナを張っておかなくてはなりません。

日付:  カテゴリ:再生医療, 講演会・学会

 

 

骨が溶けた部分を補う研究

 

来月に勉強会にて、私のこれまでの治療などをふくめて発表をさせていただくことになりました。

今、原稿をまとめています。

これまでの大学時代の研究写真なども改めて振り返ってみています。

βTCP(骨補填材)という、歯周病などで骨がとけてなくなった部分を補うための材料のサンプルを動物に移植して有効性を確認する研究の手伝いをしていました。

残念ながらその成果を確認する前に私は大学を退職したのですが、今の私の治療でも非常に参考になっています

写真をお見せすることが出来ないのが残念です。

日付:  カテゴリ:再生医療

 

 

日本歯周病学会

2013-09-22 15.31.06宮田です
先日、前橋で行われた日本歯周病学会の学術大会へ行ってまいりました。
専門医の更新の結果が張り出されていて
今後5年間専門医として続けてゆけることになりました。

今回の公演では、スイスの大学教授が再生療法の治療の適応と判断基準について
過去の文献などを踏まえて報告してくださりました。
私どもで行っている再生療法の術式や考え方と、ほとんど変わっていないこと
現時点の報告の中で最もエビデンスに基づいた治療であると感じました

これからも、歯周病の治療を中心とした総合的な治療を考えてまいります

日付:  カテゴリ:再生医療, 歯周病治療, 講演会・学会

 

 

講演会のおしらせ

私が所属していた東京医科歯科大学の歯周病学分野で、11月9日の土曜日に市民公開講座を行います。

Periodontics

歯周病と全身との関連、そしてそこから見出される、生活の質の向上と長寿の秘訣などの
お話があると思います。

みなさん、お時間の許す限り、ぜひとお参加していただきたいと思います。

日付:  カテゴリ:お知らせ, 再生医療, 歯周病予防, 歯周病治療, 講演会・学会

 

 

歯周病学会にて発表

こんにちは

先日歯周病学会が東京にて行われました。

専門医の更新も差し迫っており、ポスターの発表を行いました。

当院で行った治療の経過、特に再生療法についての経過と予後を報告しました。

他の先生から治療方法や考え方などについて質問が多くあり、多くの先生が治療の予後に矯味を持っていただいていることを実感しました。

また、報告をさせていただきます。

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日付:  カテゴリ:50代, 再生医療

 

 

歯の形成と再生

子供の歯は胎生(受精してから)6~8週から形をつくりはじめ、永久歯は胎生20週から形を作り始めます。つまり、お母さんの体の中にいるときから歯を作り始めるのです。そうかんがえると、生まれる前から成長をはじめてゆき、その後の運命が決まることを考えると、非常に神秘的にさえ思えます。

私の身近に、妊娠している方がいるのですが、ぜひとも伝えてあげたいことです。

私の大学時代の研究論文は、歯の発生と萌出(出てくること)についてでした。

歯が出てくくること一つとっても、細胞同士の複雑なメカニズムのなかで出てくるのです。

ましてや歯の周りの組織の再生療法については、まだメカニズムが明らかになっていないことが多くあります。しかしながら、結果として明らかに歯の周りの器官が再生することからみても、今後もその方面の研究は進むと思いますし、また解明されてくると思い、期待できます。

 

日付:  カテゴリ:再生医療

 

 

歯科専門書の翻訳

こんにちは
数年前から、私が尊敬している貴和会歯科診療所の松井先生と共に歯科の英語論文の翻訳の仕事をさせていただいております。

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この本は、世界で著名な先生方が、臨床・研究の最先端について報告しているもので、、私自身日々の臨床の参考にさせていただいております。

大学院時代から、英語の論文を読む訓練をしていたので、なんとなく目を通して内容を理解することはできるようになりましたが
実際英語の文章を、正確に一字一句翻訳して正しく伝えることは、本当に大変です。
ただ、この仕事をさせていただくことにより、常に新しいことに触れていられる喜びもあります。

皆さんが、ご覧になる機会はあまりないかもしれませんが、
私の小さな勉強の機会でした。

日付:  カテゴリ:お知らせ, 再生医療

 

 

Dr. Nevinsと

こんにちわ、宮田です。
今日、2人の患者さんがホームページを見てくださっていたことを聞き、
続けていて良かったと思う反面、すこし恥ずかしいですね。

でも、診療の間はなかなかお伝えできないこと、みなさんに知ってほしいことを
また書かせていただきます。

先週末は、私が所属する勉強会(JIADSという日本最大級の団体です。)で年に1度の集まりがあったため、名古屋まで行ってきました。

ハーバード大学のDr.Nevinsが基調講演をされました。
Dr.Nevinsは、世界でも非常に著名な人物で、再生治療の第一人者です。

そのなかでも、様々な再生の材料をどのような場面でどのように使うことがよいのか
など、非常に興味深い内容の講演でした。

今後近い将来に、日本でも実用化のうになるかもしれません。

そのようなことを考えながら治療をしている毎日です。

日付:  カテゴリ:再生医療, 講演会・学会

 

 

再生医療

こんにちわ、宮田です。

今年、山中教授が再生医療でノーベル賞を受賞したのが、記憶に新しいと思います。

人間の体は、頭の先から爪の先まで細胞から出来ています。その元となる細胞(幹細胞といいます)があり、その細胞に刺激を与えたり、指令を与えることで目的となる細胞に変化することです。

歯とその周りの組織についても同じで、有る程度は研究が進んでいます。私も大学院にいたころに同じような研究をしてきましたが、一つの細胞から完全なる歯を作るまでにはまったくいたりませんでした。歯の形を培養皿の上で作り上げることが難しいからです。

ですので、一つの細胞から歯そのものを作り上げるのは将来の課題でもあります。

しかしながら、実際お口の中で失われた骨を再生させる術式は、あるていど確立されております。ただし術者の技術と患者の状態で成功が左右されてしまいます。

先日、ガンダムを見にお台場に行ってみてきました。

ガンダム世代の私としては、再生医療もガンダムも、将来を期待しています。

 

 

 

 

日付:  カテゴリ:再生医療

 

 

宮田歯科クリニック
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