Author Archives: miyata

糖尿病

重度の糖尿病の方が来院されました。

糖尿病になると、感染に非常に弱くなります。
特に歯周病は細菌感染によって悪化します。

ですので、治療は医科との連携が欠かせません。
時には、担当の先生とやり取りをしながら、糖尿病のコントロールと
お口の中のコントロールを行う必要があります。

血糖値が高いといわれた方、ぜひともチェックが必要です。

日付:  カテゴリ:歯周病予防

 

 

スタッフに感謝

普段エプロンをかけたり、補助をしてくれる当院のスタッフはとても優秀です。

歯科治療は、それぞれの治療の段階や内容に応じて細かく材料を使い分けます。

その中でも私はすこし細かいほど材料を使い分けるため、スタッフに相当無理を強いているかもしれません。

先日、治療をスムースにするために、スタッフに相談したところ、自主的に使用する材料を並べて写真を撮影してくれました。

この写真を見ると、誰でもどのような材料を準備して、どの材料が足りていないかが一目瞭然です。

このように、私自身では出来ないことを助けてくれるスタッフに感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

日付:  カテゴリ:むし歯治療, 歯周病予防

 

 

Dr. Nevinsと

こんにちわ、宮田です。
今日、2人の患者さんがホームページを見てくださっていたことを聞き、
続けていて良かったと思う反面、すこし恥ずかしいですね。

でも、診療の間はなかなかお伝えできないこと、みなさんに知ってほしいことを
また書かせていただきます。

先週末は、私が所属する勉強会(JIADSという日本最大級の団体です。)で年に1度の集まりがあったため、名古屋まで行ってきました。

ハーバード大学のDr.Nevinsが基調講演をされました。
Dr.Nevinsは、世界でも非常に著名な人物で、再生治療の第一人者です。

そのなかでも、様々な再生の材料をどのような場面でどのように使うことがよいのか
など、非常に興味深い内容の講演でした。

今後近い将来に、日本でも実用化のうになるかもしれません。

そのようなことを考えながら治療をしている毎日です。

日付:  カテゴリ:再生医療, 講演会・学会

 

 

再生医療

こんにちわ、宮田です。

今年、山中教授が再生医療でノーベル賞を受賞したのが、記憶に新しいと思います。

人間の体は、頭の先から爪の先まで細胞から出来ています。その元となる細胞(幹細胞といいます)があり、その細胞に刺激を与えたり、指令を与えることで目的となる細胞に変化することです。

歯とその周りの組織についても同じで、有る程度は研究が進んでいます。私も大学院にいたころに同じような研究をしてきましたが、一つの細胞から完全なる歯を作るまでにはまったくいたりませんでした。歯の形を培養皿の上で作り上げることが難しいからです。

ですので、一つの細胞から歯そのものを作り上げるのは将来の課題でもあります。

しかしながら、実際お口の中で失われた骨を再生させる術式は、あるていど確立されております。ただし術者の技術と患者の状態で成功が左右されてしまいます。

先日、ガンダムを見にお台場に行ってみてきました。

ガンダム世代の私としては、再生医療もガンダムも、将来を期待しています。

 

 

 

 

日付:  カテゴリ:再生医療

 

 

つめもの

こんにちわ、宮田です。
虫歯の治療のあと、詰め物で直すことは一般的です。
見た目をきれいに治したい場合、出来る限り歯と同じ色の材料を用いて直します。

 

もちろん、細かな段差もしっかりとあっているので、フロスでも引っかからず、むし歯になりにくいように作っています。

患者さんにも満足していただけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

日付:  カテゴリ:むし歯治療

 

 

Dr.Rasperini

みなさん、こんにちわ

宮田です。

この前の日曜日、イタリアのミラノ大学の教授である歯周病専門医Dr.Rasperiniが来日され、小野先生の取り計らいでJIADSにて講演会があり、それに参加させていただきました。

ヨーロッパだけではなく、多くの国際学会で講演をされている先生のお話を直接聞くことが出来ました。

歯周組織の再生療法のテクニックについて1時間半、講演を聞かせていただきました。当院で行っている歯周組織の再生療法とは、多少使っている材料が異なったりしますが、Dr.Rasperiniも私たちも、目指すところは1本でも多く歯を残せるように努力するという点では、同じ思いをもっていることをあらためて認識しました。

日付:  カテゴリ:講演会・学会, 重度歯周病

 

 

治療の必要性

こんにちわ、寒くなってきましたが風邪を引かないようにしましょう。

今日は、治療の必要性についてお話させていただきます。
先日いらっしゃった患者さん
ブリッジが取れた・・・・ということで来院されました。

よく診てみると、2年前にむし歯があるため、治療の必要性を伝えしたところ、来院が途絶え・・・・・

このようになってしまいました。
むし歯が深くあり、骨の中に膿がたまっているため
治療が難しく、残すことが厳しそうです。

今は痛くないところ、早く治しておいたら
このようなことにはならなかったのに、残念です。

日付:  カテゴリ:むし歯治療

 

 

歯が割れた

来歯がぐらぐらになったという患者さんが来院されました。
20代で、まだまだ歯周病になる年齢ではないな・・・と考えながら診てみると、
歯が割れていました。

聞くと、仕事が忙しくて来院できず、そのうち痛みがないから忘れてしまったそうです。

歯の矯正による挺出、歯冠長延長術など、可能な限りのオプションを
踏まえて考えましたが、歯ぐきの下で割れており、歯を残すことが難しい状況でした。
患者さんも、まさか抜く必要があるの?という感じでした。

このような悲しい結果にならないように、詰め物が取れた
詰め物が動いているなど感じたときは、早めに歯科医院に来院されることをお勧めします。

日付:  カテゴリ:20代, むし歯治療

 

 

是非考えてください。本当に良い治療とは?

本当に良い治療とは何か?とふと考えるときがあります。

早く終わること?

痛くないこと?

最新の機材を用いること?

治療にかかる費用が安くなること?

 

今、私が行っている歯周病をしっかりと治す治療は、場合によっては外科処置をも行います。痛みがまったくないということはありません。場合によっては、治療が始まってから治療が終わってメインテナンスまで2年かかる患者さんもおります。

また、こだわりを持って被せ物の精度を高めているため、それなりにコストがかかってしまいます。

でも、治療が終わった後に、患者さんはここまで良くなったのか・・・・ときっと実感していただけるでしょう。

そして、その治療結果が長持ちさせられるものであると信じています。最新の治療機器ばかりに頼るのではなく、丁寧にこだわりを持っているからこそ、出来るものと確信しています。

しかし、そのために患者さんもがんばってもらわなくてはいけないのも事実です。

お互いが、治療をがんばって乗り越えてきて良かったなという関係が築けたら歯科医冥利につきます。

日付:  カテゴリ:歯周病予防, 重度歯周病

 

 

静脈内鎮静法

本日手術を行った患者さんは、より楽に手術を受けていただくために、「静脈内鎮静法」を行いました。

あまり聞きなれない方も多いかと思いますが、簡単に言うと「寝ているような感じで手術を受けられる」方法です。

全身麻酔とは異なり、われわれの呼びかけに応じてお口を開けたりもできる、比較的安全な麻酔です。部分的に用いる一般的な麻酔と一緒に行いますが、点滴で眠った状態になってから行うので、手術が始まる前から終わった後まで、ほとんど覚えていなく、楽に受けていただくことが出来るのです。(健忘効果といいます)

このように本当に良い麻酔なのですが、この麻酔を安心して用いるために当院では、麻酔の専門医を大学病院から招聘しております。

そのため、われわれも安心して、患者さんの全身管理を任すことが出来るため、それぞれがメリットのあるものです。

歯科の治療に不安があるかたは、是非ともご相談ください。

日付:  カテゴリ:お知らせ

 

 

宮田歯科クリニック
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