先日報告した歯肉炎の患者さんです。その後の丁寧なブラッシングによるプラーク(細菌)の除去と、歯の周りにつく歯石を取り除き、細菌がつきにくい環境に改善することで、劇的に変わってきました。
患者さん本人も安心しておりましたが、これも本人ののがんばりによるものです。
まだ、上の歯ぐきに炎症が残っていますが、改善してくるでしょう。
宮田です。
今年は例年に比べて桜の開花が1週間ばかし早かったそうです。もうお花見はいかれましたか?
私の家の前に小さな公園があり、そこには桜の巨木が3本あります。
朝、目を覚ますと桜の花びらがひらひら落ちるのが目の前で見れて、とても楽しみです。
世界中でも日本は、4つの季節が明確にわかれており、恵まれていると思います。
春は、一年のひとつの区切りとして、これから新しい変化がある時季です。
特に寒い厳しい冬が終わりを迎え、日も長くなり、花が咲き、新緑が鮮やかで、暖かく過ごしやすくなります。
どの季節が好きかと聞くと、多くの方は春と答えるのではないでしょうか。
歯科の治療の中でも、歯周治療はどうしても治療をがんばる時間が必要です。
しかし、その先にはしっかりと安心してかむことが出来る目標が待っています。
皆さんにもその春が早く訪れることが、私たちの喜びでもあります。
日付: 2013年3月31日 カテゴリ:歯周病治療
20代の男性です。歯ぐきから血が出るとのこと 歯磨きをしても血が出るため、歯磨きをするのが怖かったそうです。
よく診ると歯ぐきのとがった部分が腫れているのではなく、壊死していると思われるほど、はがれて白くなっていました。
あまり見かけないのですが、壊死性の歯肉炎と判断しました。
まずは一般的な歯周病の治療に沿って治療をすすめます。
歯医者さんは5年以上通っていないとのことですので、自身で清掃をしっかりしていただくことと、歯ぐきの下にある歯石を除去して、悪さをする細菌の数と環境を変えてゆきます。
今後の変化についてはまたお伝えさせていただきます。
神保町のヤムヤムカレー
牡蠣とほうれん草のこんがり焼チーズカリー
大学院時代中野に住んでいたときは、中野店に本当にお世話になっていました。
ココナッツミルクとパクチーがおいしさを引き立てます
日付: 2013年3月25日 カテゴリ:20代, 軽度歯周病, 重度歯周病
こんにちわ
むし歯が歯茎よりも深い部分まで到達した場合、
長持ちが出来るような治療は限られています。
見えないところを扱うため、どうしても不完全になりがちです。
その結果、抜歯をすることが少なくありません。
最大限歯を残しつつ、完全な結果を目指すために
この患者さんには歯を引っ張りあげて、しっかりと治療をさせて
いただいております。
歯にフックをかけて、シリコンゴムにて引き出す方法です。
3mmほど引っ張り出し、その後丁寧に土台を作る予定です。
痛みもほとんどなく、かむことも不自由がない治療法です。
日付: 2013年3月21日 カテゴリ:むし歯治療, 根の治療
花粉症の季節がやってきました。外に出て10分もすると、くしゃみと鼻水が出てきてたいへんでした。
アレルギー症状ですが、鼻水、涙目、かゆみ・・・・等々いろいろな副作用がでます。
マスクやゴーグルなどさまざまな対策グッズがありますが、ひとつの緩和策は薬を飲むことです。
しかし、これまでの市販の抗アレルギー薬(抗ヒスタミン)は症状をしっかりと抑える反面、眠くなる、けだるいなどの副作用の症状がありました。
なぜそうなるか・・・・といいますと、薬が脳にも作用してしまうからです。体と脳は、血液脳関門という部分で隔てられていて、第一世代の抗ヒスタミン薬は簡単に通過してしまうので、直接中枢神経に効いてしまい、眠くなります。第二世代は薬の組成を変え、よういに通過できないので、眠くなりにくいのです。
市販の一般薬でも最近は第二世代の薬が流通しているようです。効果については個人差があると思うので、薬剤師に確認の上お試しください。
昨日はとても暖かい日でした。
「春眠暁を覚えず」といいますが、朝寝坊だけは避けたいものです。
朝もしっかりと歯磨きをしましょう。
花粉症のあなたにお勧めのスポット
日付: 2013年3月11日 カテゴリ:お知らせ
こんにちは
宮田です。
2月20日の朝のNHKにて、歯周病についての番組、ご覧になった方も多いかと思います。
「30代から要注意!! 歯周病対策」
私の以前の職場、東京医科歯科大学歯周病学分野の和泉教授がゲスト出演されていました。
関心が高いが、これまで多く方にしっかりと理解されていなかった歯周病、わかりやすくご覧になっていただけたと思います。
もしも、見逃してしまった方は
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2013/02/20/01.html
をご覧になってください。
歯周病の初期の予防から、全身との関連までわかりやすく説明しております。
こんにちわ、
歯の修復をする場合、お口の中で直接行う場合と、かたどりをして模型を作成して、模型上で作成したものをお口の中に戻す場合と2種類があります。
それぞれ良いところ、悪いところがあります。
普段われわれが治療するときは、どちらが良いかをしっかりと見極めたうえで治療方法を検討します。
当院では、模型のうえでの作業は専門の技工士が担当することが多いです。
私がとても信頼している技工士は、顕微鏡を使って作業を行います。そのため、お口の中では直接見えなかったところも正確に見て作業をすることが出来ます。だからこそ、私は彼がおこなう仕事を尊重しています。
私の感覚では、彼が作成する技工物は通常50ミクロン程度の誤差しかないと思います。
それでも、虫歯菌・歯周病菌の大きさは1ミクロンなので、とても大きい隙間になりますが、治療をしていて、被せ物が吸い付くような感覚はなんとも言いがたいものがあります。
私も彼の技工に答えるべく、日々研鑽しております。
日付: 2013年2月26日 カテゴリ:むし歯治療
初診でいらしていただいた患者さんの歯です。
腫れている、歯が動いているのが気になっていたそうですが
なかなか歯医者さんへの足が進まなかったそうです。
痛みがないからいいか・・・・
かめるからいいか・・・・
その気持ちは理解できるのですが、体が悪い歯を受け入れられないといった状態でした。
なるべく早めに診断・治療をすることが大事なのは言うまでもありませんね。
日付: 2013年2月21日 カテゴリ:中等度歯周病, 重度歯周病
こんにちは
数年前から、私が尊敬している貴和会歯科診療所の松井先生と共に歯科の英語論文の翻訳の仕事をさせていただいております。
この本は、世界で著名な先生方が、臨床・研究の最先端について報告しているもので、、私自身日々の臨床の参考にさせていただいております。
大学院時代から、英語の論文を読む訓練をしていたので、なんとなく目を通して内容を理解することはできるようになりましたが
実際英語の文章を、正確に一字一句翻訳して正しく伝えることは、本当に大変です。
ただ、この仕事をさせていただくことにより、常に新しいことに触れていられる喜びもあります。
皆さんが、ご覧になる機会はあまりないかもしれませんが、
私の小さな勉強の機会でした。
日付: 2013年2月12日 カテゴリ:お知らせ, 再生医療
こんにちわ、宮田です。
先日、ある本が出版されました。
インプラント治療については、多くの方に理解していただいていると思いますが
まだまだ、正しい情報が正確に伝わっているとは言いがたい状況です。
その中で、私が所属するJIADS(ジアズといいます)という歯科研修機関
から、多くの方に知っていただきたいと、本を出版させていただきました。
インプラントの正しい情報以外にも、多くの方が不安に思っているが
いざ聞けないことなど、内容は充実しています。
当院の紹介記事もあります。
見本を待合室に置かせていただいております。
ぜひともご一読ください。
日付: 2013年2月12日 カテゴリ:未分類