Author Archives: miyata

メインテナンスで何を行うか

こんにちは

前回、メインテナンスの期間についてお話しました。

メインテナンスを行う場合に、たとえば患者さんが歯周病であったときに

・ちゃんと歯周病の治療がすんでいるか

・歯周病菌が残りにくい環境(ポケットやかぶせものがぴったりである)になっているか

・せっかく行うハミガキで、きちんと上手に磨ける知識があるか

によって変わってきます

また、歯周病をより悪化させる原因として、かみ合わせる力が強い場合マウスピースを用いて、噛む力を上手く逃してあげられるような工夫を行い、そのチェックを行ったりもします。

いずれにしろ、患者さんの治療終了後に、できたら悪くしたくない!!!

これをいつも考えながら治療とメインテナンスを行っています

日付:  カテゴリ:歯周病予防

 

 

メインテナンス

当院では、治療終了後定期的なメインテナンスを勧めています。
患者さん個人個人でその間隔は異なりますが、
・虫歯のなりやすさ
・歯周病の進行のしやすさ
・ハミガキや手入れのしやすさ
・かみあわせ
・歯ぎしりやくいしばりなどの習癖
を総合的に判断して決めています。
どのようなメインテナンスを行うのかは次回お伝えしようと思っておりますが、
メインテナンスを行うことの意味についてもしっかりとお伝えしなくてはなりませんね。

日付:  カテゴリ:歯周病予防

 

 

歯周病学会専門医

4月に入りました

多くの企業でも、新入社員が入り、これから社員研修が始まる時期だと思います。

当院でも新しく2名の常勤の先生が入りました。

(2月まで勤務していた先生は、晴れて埼玉で新規開業しました)

2名とも大学を卒業し、歯周病を専門とする大学院博士課程を修了したPh.Dをもつ優秀な先生です。

当院では、全てのドクターが歯周病学会の専門医・認定医を持っていることになります。

診査診断から、治療にいたるまで綿密に計画を立てられるよう、努力しています。

これからもよろしくお願いいたします。

 

日付:  カテゴリ:お知らせ

 

 

東京医科歯科大学 高野吉郎教授

東京医科歯科大の硬組織構造生物学(旧第2解剖)の高野吉郎教授の最終講義があり、聴講に行ってきました。

私が歯周病学講座の大学院の研究に行き詰っているときに、手を差し伸べてくださった恩師です。

高野先生は研究に非常に情熱があり、まじめで、かつ愛情を持った教育をしてくださり、私が今日このように治療をしている姿勢は全て高野先生から受け継いだものであるといっても過言ではありません。

毎日、終電の1本前の電車に乗って帰宅されるため、先生が帰った後に私は終電で帰る研究生活でした。今思い返せば、体力だけでがんばってきたような気がします。

本当におつかれさまでした。

これからもご活躍をお祈りいたします。

日付:  カテゴリ:お知らせ, 再生医療

 

 

JIADS 衛生士の研修

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先日、JIADS歯科研修所でJIADSという歯科団体の衛生士コースを行いました。
講師として参加してきましたが、出席された衛生士さんはみな真剣な表情でした。
当院で勤務している衛生士も、実はJIADSで知り合いました。
歯周病の治療のみならず、メインテナンスに関しても、プロフェッショナルな目と技術を持ち合わせており、自信を持って治療を進めてゆける頼もしい方です。

日付:  カテゴリ:歯周病治療, 講演会・学会

 

 

講演を終えて

お蔭様で、無事勉強会での講演を終えることができました。

私が尊敬する先生の前での発表とあって、非常に緊張しました。

プレゼンテーションをまとめるということは、これまでの私の治療を省みることで、非常に勉強になりました。

やはり・・・・今だったらこうするな どうしてあの時はこれをしたのだろう?(あるいはしなかったのだろう?)

いろいろと考えさせられますが、

大学で治療していた8年前と比較して

大学では制限のあった治療が、いまだったら患者さんの同意の下で行える

当時と比較して材料学的に良くなった

大学と比較して人的な支援が得られる

大学時代と比較して、自身の治療の技術があきらかに向上した などのことが理由としてあると思いました

今後10年後には、新しい材料がでているかもしれません。

新しい治療法があるかもしれません。

常にアンテナを張っておかなくてはなりません。

日付:  カテゴリ:再生医療, 講演会・学会

 

 

講演準備

最近更新が遅れていました
実は、ある勉強会で1時間程度の講演を依頼され、そのプレゼンテーションにてんてこ舞いでした。
その勉強会は当院のドクターも所属している勉強会で、「歯周病認定医」、さらには「歯周病専門医」を目指そうというものです。
私は、大学で勤務しているときに歯周病専門医になりました。
そこで、今回の講演は、私が大学時代から悩みながら治療してきた経緯をお伝えし、今どのような考えで治療を行っているのかを伝えようと考えました。
北海道の大学を卒業して11年あまり経ちますが、まだまだ歯科医師としてはひよっこです。
これから、どのくらい先まで治療をすることができるかはわかりませんが、私のいまの目標は、「できるかぎり良好な結果が長持ちする」ことです。

これを伝えようと思います

日付:  カテゴリ:歯周病治療, 講演会・学会

 

 

骨が溶けた部分を補う研究

 

来月に勉強会にて、私のこれまでの治療などをふくめて発表をさせていただくことになりました。

今、原稿をまとめています。

これまでの大学時代の研究写真なども改めて振り返ってみています。

βTCP(骨補填材)という、歯周病などで骨がとけてなくなった部分を補うための材料のサンプルを動物に移植して有効性を確認する研究の手伝いをしていました。

残念ながらその成果を確認する前に私は大学を退職したのですが、今の私の治療でも非常に参考になっています

写真をお見せすることが出来ないのが残念です。

日付:  カテゴリ:再生医療

 

 

JIADS衛生士コース

こんにちは

私は歯科の勉強会「JIADS」という団体に所属しています。
ありがたいことに縁あって、衛生士さんを対象とした勉強会の講師をさせてもらっています。

日曜日朝から夕方までしっかりと講義と実習を行います。
参加される衛生士さんは皆、真剣に聞いてくれるため、
私も本気で勉強して望んでいます。

歯科の治療は、ドクターだけで行うものではありません。

日常の治療では、治療と補助、そして患者さんのメインテナンスをトータルで行う衛生士さん、修復物を作成する技工士さん、そして患者さんのご都合を伺ってスムースに治療の流れを考える受付の仕事も大事です。

そして、なにより治療に必要なのは患者さんの頑張りが大事なのです

こうやってより安心して受けていただける治療を目指しています

 

日付:  カテゴリ:講演会・学会

 

 

補綴勉強会

昨日、私が所属している補綴(かぶせものや噛み合わせ)の勉強会がありました。
歯周病の治療を行った後は、多くの場合でかぶせものの処置やかみあわせの調整が必要となります。
その部分をしっかりと行いたいため、参加しています。

昨日は、被せ物を接着するときに使用する「プライマー」という材料について業者の方から詳しい説明と、
後半は、新潟の先生の症例発表がありました。
この先生は非常に丁寧に患者さんの治療をするため、私の治療にも大きな影響を与えてくれます。
常に高く志を持っている先生で、目標としている先生の一人です。

日付:  カテゴリ:講演会・学会

 

 

宮田歯科クリニック
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