こんにちわ、
歯の修復をする場合、お口の中で直接行う場合と、かたどりをして模型を作成して、模型上で作成したものをお口の中に戻す場合と2種類があります。
それぞれ良いところ、悪いところがあります。
普段われわれが治療するときは、どちらが良いかをしっかりと見極めたうえで治療方法を検討します。
当院では、模型のうえでの作業は専門の技工士が担当することが多いです。
私がとても信頼している技工士は、顕微鏡を使って作業を行います。そのため、お口の中では直接見えなかったところも正確に見て作業をすることが出来ます。だからこそ、私は彼がおこなう仕事を尊重しています。
私の感覚では、彼が作成する技工物は通常50ミクロン程度の誤差しかないと思います。
それでも、虫歯菌・歯周病菌の大きさは1ミクロンなので、とても大きい隙間になりますが、治療をしていて、被せ物が吸い付くような感覚はなんとも言いがたいものがあります。
私も彼の技工に答えるべく、日々研鑽しております。