こんにちわ、宮田です。
今年、山中教授が再生医療でノーベル賞を受賞したのが、記憶に新しいと思います。
人間の体は、頭の先から爪の先まで細胞から出来ています。その元となる細胞(幹細胞といいます)があり、その細胞に刺激を与えたり、指令を与えることで目的となる細胞に変化することです。
歯とその周りの組織についても同じで、有る程度は研究が進んでいます。私も大学院にいたころに同じような研究をしてきましたが、一つの細胞から完全なる歯を作るまでにはまったくいたりませんでした。歯の形を培養皿の上で作り上げることが難しいからです。
ですので、一つの細胞から歯そのものを作り上げるのは将来の課題でもあります。
しかしながら、実際お口の中で失われた骨を再生させる術式は、あるていど確立されております。ただし術者の技術と患者の状態で成功が左右されてしまいます。
先日、ガンダムを見にお台場に行ってみてきました。
ガンダム世代の私としては、再生医療もガンダムも、将来を期待しています。